不同沈下修正/地盤改良に優れた効果を発揮する画期的な杭工法
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支持力係数について

ヘリカルピアシステムの支持力係数α・β・γ(国土交通省告示第1113号第6項1)を求めるために、米国内にて載荷試験(計40回)を行いました。その結果をご報告いたします。ただし、今回の数値は暫定的なものであり、今後さらなる研究によっては変更の可能性もございます。

【 地盤から決まる長期許容支持力】

Ra=1/3{α・N・AP+(β・Ns・Ls+γ・qu・Lc)Ψ}

 分      類

N値 

 α

 β

 γ

 しっかりした粘性土

6~8

35

0.8

0.2

 固い粘性土

10~15

35

0.8

0.2

 とても固い粘性土

15~30

35

0.8

0.25

 硬い粘性土

30~60

35

0.8

0.25

ゆるい砂質土

5~10

35

0.25

0.15

中位の砂質土

12~25

36

0.65

0.15

密な砂質土

25~40

37

1

0.2

かなり密な砂質土

40~60

38

1.8

0.2


ヘリックス=螺旋

DSCF0008.JPG ヘリカルピアシステムの名前の由来ともなっているヘリックスです。ヘリックス(Helix)とは英語で「螺旋、螺旋状のもの」を意味します。製品のタイプによって、このヘリックスの「大きさ」と「数」が異なります。

ヘリカルピアは建築物の荷重を十分支えることのできる地盤まで回転貫入されますが、このヘリックスが貫入の推進力を生み出し、支持力盤としての役目を果たします。さらに、ヘリックスの形状は回転貫入による地盤の撹乱を最小限にするよう設計されています。


こだわりの技術

DSCF0019.JPG  これはエクステンション(継手シャフト)のカップリング部分の写真です。ヘリカルピアは鋼管杭圧入工法とは違って継手部分を溶接しません。

さらに写真ではわかりづらいかもしれませんが、カップリング部分のソケットは溶接や鋳造による加工ではなく、鍛造(Forged)加工されています。鍛造は強度においてとても優れています。

鍛造は工程や費用も余計にかかるのですが、ヘリカルピアは手を抜きません。だからこそ、不同沈下修正/地盤改良に優れた工法と断言できるのです。


シャフトの形状

DSCF0016.JPG 右の写真はエクステンションと呼ばれる継手シャフトの先端部及び末端部です。ヘリカルピアのシャフトはRCS(Round Cornered Square)シャフトといって、断面が角に丸みを帯びた正四角形をしています。

日本国内で見られる基礎杭の多くは鋼管を利用したものがほとんどです。では、なぜヘリカルピアはRCSシャフトを採用しているのか?

 その答えの1つは、腐食対策です。鋼管杭は筒状になっているため外部だけでなく内部からも腐食します。しかし、ヘリカルピアのRCSシャフトの表面には溶融亜鉛メッキが施されているため、100年以上の製品寿命を誇ります。

01-9608_16a.jpg もうひとつの理由は施工が容易であることです。鋼管杭を機械で施工すると、かなり大きな装置を必要とします。しかし、ヘリカルピアは鋼管杭よりも表面積が小さく、摩擦抵抗も少ないため、施工機械も小規模です。そのため、右の写真のように住宅内部での施工もできるのです。

100年近く不同沈下修正/地盤改良のパイオニアでありつづけるヘリカルピアのすごいところはこんなところにもあるのです・・・。


能ある鷹は・・・ヘリックスの間隔

DSCF0010.JPG  リードセクションと呼ばれる先端シャフトには、1~4個のヘリックスが溶接されています。右の写真は直径20㎝と25㎝の2個のヘリックスが付いているダブルヘリカルピアです。

A.B.CHANCE社の製品では、それぞれのヘリックスが独立した支持力を生み出すよう、下部に位置するヘリックスの直径の3倍の間隔を置いて配置されています。

不同沈下ゼロを目指す製品のポテンシャルは、シンプルな中にこそ秘められているのです・・・。


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